なぜカラオケに行くとつい履歴を見てしまうのか
こんばんはfloatです。
突然ですが、皆さんはカラオケに行ったことがあるでしょうか。
特に最近のカラオケボックスの設備は進化しています。例えば一人カラオケ専門店があったり、室内でDVDが鑑賞出来たり、背景映像に落書きすることが出来たりと、カラオケ業界は常軌を逸した多種多様なコンテンツで私たちを楽しませようとしてくれます。
そしてカラオケに行くと、曲を転送するためにカラオケ機器に必ず触れます。触れる中で、絶対と言っていい程プッシュするボタンがありますよね。そうです「履歴」ボタンです。
おそらくあのボタンを押さない人はほぼいないと言っても過言ではないと思います。
「カラオケに行くと必ず押してしまうボタンランキング」というものがあれば堂々の1位でしょう。
そこで今回は、なぜあの「履歴」ボタンを押してしまうの考えてみたいと思います。
1. 他人の人が歌っている間の暇つぶし
他の人が歌っている最中、暇なのでとりあえず押してみるパターン。今ではあの機械だけで充分遊べます。
2. 前にこの部屋を利用した人の年齢層を把握するため
例えば、演歌が多いと高齢者、Jポップやロック系が多いと若者、と言った具合に推測して想像します。しかしおばあちゃんがロック系歌うことも考えられるので一概にはそう言いきれません。ホルモンの「F」をおばあちゃんが熱唱している可能性もあります。その場合は、おそらく歌い出しの「ポアダ」で喉がやられ、尋常なくらい体力を消耗すると考えられるので湯婆婆もビックリでしょう。
3. 今巷で歌われている曲を把握するため(流行を知るため)
流行をチェックします。とりあえず、アーティスト名と曲名を見て、3秒以内にサビが口ずさめるようになっていると、その曲は流行していると見ていいでしょう。
4. 前の人の人数を把握するため
履歴から、歌われている曲の系統が上手く二極化されていたら、比較的少人数で来ていたことが考えられます。また逆に曲の系統が分散していたら大人数で来ていたことが考えられます。あくまで推測ですが、これを知ったところで何か起こる訳でも、役に立つ訳でもありません。
5. 前の人の音楽の趣味嗜好を知るため
アイドル、Jポップ、アニソン、ボカロ、ロック、ヘビメタ、ハードロック、ジャズ、洋楽...色々ありますよね。
そしてこれも知ったところで何のタメにもなりません。しかし自分が好きなアーティストやバンドの曲が多く歌われていると何故か少しテンションが上がったりします。しかし、そのテンションは瞬く間に消えていきます。
6. 前の人がシメに歌った曲を把握するため
シメにどんな曲が歌われたのか、そこから想像される部屋の雰囲気はいかなるものだったのか、など色々と妄想が出来ます。最後の曲がKiroroの「ベストフレンド」と鼠先輩の「六本木~GIROPPON~」が歌われたのでは雰囲気も天と地の差くらい違ってくるでしょう。
7. 自分の趣味嗜好と合う楽曲やアーティストが歌われていた時にちょっとだけテンションを上げるため
やはりちょっぴり嬉しいものです。心のどこかでシンパシーや以心伝心が生まれたりします。このように共感する、分かち合うというのは私たちの心を豊かにしてくれます。
8. もはや一種の習慣、しきたり
カラオケに言ったら歌を歌うのと同じように、それに伴ってカラオケ機材も必ず触ります。機材を弄っている間に無意識的に履歴ボタンを押してしまうことはもはや一種の恒例行事と言えるでしょう。このボタンを押さずしてカラオケに来たとはいえないと言っても過言ではないと思います。
どうでしょうか。
人の履歴を見てしまうこの心理は不思議ですね。
また、くれぐれも人のパソコンの履歴だけは覗かないようにしましょう。
ではでは!