Gummy Gummy Night Festival

時空を旅する

よろしくお願いいたします。

喜怒哀楽÷4=?

 他人の感情に惑わされたくないって嘆きながらも、自分の刹那的な感情で他人を惑わしている自分自身に嫌気がさしてしまうことがある。こんな自分が嫌だなあって思いながらも、受け止めていくしか方法はなくて、できるだけ自分の負の感情は外に出さないように意識しているけれど、心の内側に入り込んでいけばいくほど、自分という存在が崩れていくような気がして、アンバランスな感情を平行に保つのがとても難しい。日常を生きていると、嬉しかったり、楽しかったり、悲しかったり、モヤモヤしたり、多種多様な感情たちで頭の中が埋め尽くされて忙しくなる。感情に数字的な概念は存在しなくて、日常生活で生じるすべての感情を、感情の数で割っても、絶対に平均的な感情というものは導き出せなくて、どうしても一番最後に残るのは、悲しい感情や切ない感情になってしまう。人生において、きっと悲しいことより、楽しいことのほうが何倍も多いのだろうけれど、やはり悲しい感情の強さは強烈で、心のなかに深い傷を刻むように、ずっと消えないで残っていくような気がする。「悲しいことも糧にして」って常套句みたいに言うけれど、僕はきっと立ち直れない。でも、こんなジリジリした気持ちのほんの少し上をギリギリにかすめて、何事もなかったかのように笑って生きていかないといけないことは分かってる。いつも悲しさのギリギリをかすめて精一杯本当の自分じゃない取り繕った笑顔でいるから、いつかはボロが出て、壊れてしまう。だから、そうならないためにも、子どものころのような、純粋で無垢で素直な心を、大人になっても、ずっと持ち続けていたいし、大切にしていきたいって本気で思う。日常で起こり得る些細なできごとや楽しかった感情に、素直に向きあって、楽しいときは楽しいって、嬉しいときは嬉しいって、辛いときは辛いって、自分にうそをつかないで生きていくことが、結果的に、幸せにつながっていくような気がする。