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Gummy Festival

グミが食べたい。できれば弾力のあるやつ

「”HOT SHOT THE LIVE” amazarashi × tacica」の対バンライブに行ってきた話

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皆さんこんにちは。


予報外れの「晴れ」に打たれて泣き出しそうになりながら、決して使うことの無かった飾りと化した傘を一日中持ち歩いていたfloatです。




今日は久々にライブに行ってきました。




ZIP-FM主催「”HOT SHOT THE LIVE” amazarashi × tacicaの対バンライブです。




amazarashiとtacicaの対バンということで、メロディや歌詞が相反するとも言えるべき2バンドが、どのような形で心に響いてくるのか楽しみで仕方ありませんでした。




17時開場、18時開演ということで、早めに栄に行き、時間まである程度の余裕があったので、友達と辺りで催されているイベントの数々を堪能していました。


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栄を散策していた時に撮った1枚です。

「この画像はハロウィン前夜に撮ったものだよ」と言っても誰も分からずに騙すことが出来そうですね。



特に栄では、音楽イベントである「SAKAE SP-RING2016、タイの食べ物や文化などを紹介するイベントであるタイフェスティバル、画像で示されている「SAKAEコスプレフェスティバル」など数多くのイベントが催されており、人で埋め尽くされていました。これは流石のムスカ大佐もビックリでしょう。



また、持ってきていた傘が全く役に立ってくれませんでした。日傘としての役割を持たすことも出来たのですが、僕にはまだ早すぎました。というか逆に雨が降ってくれるのもそれはそれで嫌でしたけどね...。


あと、いつも思うのですが、傘を手にするとやたらテンションが上がる人いませんか?僕もその一人です。
特に小学生は、傘を持つと何をするか予想不可能です。時には挑発道具として、時には嫌がらせ道具として、時には傘を逆にして意味もなく雨水を溜める道具として機能します。このように傘は、私たちの心の中に潜む「少年心」を思い出させてくれます。同時にテンションも上がります。


もし「手に持つとテンションが上がる日用品ベスト3」というものがあれば、堂々たる1位の座を奪うことでしょう。




そんなこんなで時間は流れて、いよいよ会場入りです。



トップバッターはtacicaの演奏から始まります。

しかし僕は、tacicaの楽曲は有名どころしか押えてなく、やや不安ではありましたが、「なんとかなるだろう」といった、勉強を全くしていないテスト前の根拠のない自信のようなものが何処からか湧いてきた為、そのままライブに挑むことにしました。が、結論から申しますと、全然曲が分かりませんでした。



また、ライブ途中のMCで猪狩さんが「ホール用のセットリストになっている」と発言していたため、割と知名度があり有名な曲でセトリが組まれているのだろうと思っていましたが、残念ながらそうではありませんでした。


後で調べたことろ、今年4月に発売されたアルバム「HEAD ROOMS」からのナンバーがセトリの大半を占めていました。



開演時刻になると明かりが暗転し、ステージライトが煌びやかに照らされてtacicaのメンバーが登場します。


それぞれが楽器をセッティングし、即座に演奏が開始されます。




1曲目は「ANIMAL 動物」。


早速ですがノックアウトです。曲名が分かりません。
考えても絶対分からないのに何の曲か考えるという無意味なことをしていたため、頭の中の細胞も慌てふためいてたことでしょう。


ちなみにこの曲はアルバム「jibun」からのナンバーでした。

tacicaの曲名はなんとなく把握しているのですが、曲名だけ知っているだけで聴いたことがないという状態に陥っているものがほとんどなので、きちんと購入するなり、レンタルするなりして聴き込みたいと思います。




2曲目は「Butterfly Lock」。


この曲は最新アルバム「HEAD ROOMS」 からのナンバー。
ライブ前に友達と話していたのですが、tacicaはアルバムをリリースしたので、アルバムの曲中心のセトリになるのではないかという推測をしていたのですが、見事に当たりました。

ちなみに最新アルバムも手にしてないので、正当な方法で聴きたいと思います。




3曲目は「発熱」。


この曲は「ハイキュー!! セカンドシーズン」のエンディングテーマとして書き下ろされたナンバーで、僕も某動画サイトYou〇ubeで以前に聴いたことがあったので、ここで初めて「あっ!知ってる!」と思いました。

ちなみにこちらの曲もアルバム「HEAD ROOMS」からのナンバーです。




4曲目は「馬の眼


この曲は前作のアルバム「LOCUS」に収録されているナンバー。こちらも聴いたことがなく、ライブで初聴きでした。よくよく考えるとライブで自分が聴いたことのなかった曲を初めて聴くという体験は結構貴重だと思ったりもします。きちんと三半規管に焼き付けておきました。




5曲目は「ONE」。


こちらも「HEAD ROOMS」からのナンバー。

こちらもライブで初聴きでした。





6曲目は「SUN 太陽


こちらは5周年記念ミニアルバム「jibun」からの選曲。


壮大なスケールでバラードチックな曲です。





7曲目は「サイロ」。


こちらも「HEAD ROOMS」からのナンバー。

またこの曲も某動画サイトで視聴していたため、イントロで直ぐに曲を把握出来ました。

ここまでセトリを振り返ると、なんと7曲中4曲が最新アルバム「HEAD ROOMS」からのナンバーでした。もはや最新アルバムを引っ提げてツアーをやっている時のようなセトリと言っても過言ではないかも知れません。





8曲目は「ジャッカロープ」。


この曲は通算2枚目のアルバム「jacaranda」からのナンバー。

こちらは曲名は何度か目にしたことがあったのですが、聴いたことがありませんでした。





9曲目は「人鳥哀歌」。


この曲は知っていました。というかめっちゃ好きです。よくカラオケでも歌います。もしかしたら今までの曲の中でも一番イントロでビビッときたかも知れません。


またこの曲のタイトルを初めて見たときは、まず読み方が分かりませんでした。ちなみにこれは「ペンギンエレジー」と読みます。生で聴くことが出来て本当に感銘を受けました。





10曲目は「夜明け前」。


こちらも「HEAD ROOMS」からのナンバー。

ちなみにこの曲はアルバム発売に先駆けて先行で配信されたそうで、「発熱」に並ぶリード曲とも言えるでしょう。





11曲目のラストは「DAN


猪狩さんのMC「大切な曲です...。
から繰り広げられたナンバーです。

僕自身、DANはライブの最後によくやる曲であるというイメージを持っていたため、とてもしっくりきました。

そう 描けない夢なんてない 叶わない夢なんてない

この部分の猪狩さんの歌い方から、どこからか生きる生命力を感じました。



そして曲が終わると猪狩さんが一言。


「ありがとう!今日は楽しんで帰っていってね。」


そう言って舞台を後にしました。


そしてホールは明転し、小休憩が入ります。


舞台上でスタッフさんがamazarashiのライブセッティングしている姿を横目に、僕は余韻に浸っていました。


15分~20分の休憩の後、次のバンドamazarashiのライブが幕を開けます。



ちなみにamazarashiのライブは、ステージ上に紗幕が垂らされ、その後ろでメンバーが歌っているといったものです。そしてその紗幕には、楽曲とリンクした映像が映し出され、私たちの視界を埋め尽くします。またamazarashiのライブにおいて紗幕は不可欠な存在なんだそうな。



そんなこんなでライブがスタートします。




1曲目は「後期衝動」。

誰だお前は」というワードがずっしり心を揶揄されます。

というか迫力が凄まじいです。


この曲が終わると、秋田さんが挨拶をします。


「青森から来ました、amazarashiです。」


力強い秋田さんの声と、どこか素直な少年のような響きの声に僕はこの短いフレーズにも関わらず、一瞬で心を奪われたような気がします。





この秋田さんの言葉に続いて2曲目「季節は次々死んでいく」が演奏されます。


ちなみにこの曲は「東京喰種トーキョーグール」のエンディングテーマにも起用された楽曲であり、この曲でamazarashiを知ったという人も多いのではないでしょうか。


気のせいか分からないけれど、tacicaの時よりも全体的に音が大きかった印象を受けました。


これは、より多くの人の心に楽曲が届いて欲しいという意味でスタッフさん側の意図的な戦略だったのでしょうか。


というかドラムの音が心臓に重くのしかかって来ました。


「これもしかしてドラムの音で心臓持ってかれるんじゃないか?」とやや恐怖を感じましたが、ライブ終わりにはきちんと生きていたので一安心です。


また曲終わりの秋田さんの一言「ありがとう!」がかっこ良すぎました。





3曲目は「タクシードライバー」。


この曲は最新アルバム「世界収束二一一六」に収録されているナンバー。

紗幕に映し出された映像は、実際にタクシーに乗っているかのような気分になれる、車載カメラからの風景でした。

僕も夜の向こうへ連れて行って欲しいです。





4曲目は「性善説


この曲はアルバム「ねえママあなたの言うとおり」からのナンバー。

この曲のテーマは社会規範の崩壊だそうです。

僕の考えていることを語るとめっちゃ長くなりそうなので、今回は潔く止めておくことにします。





5曲目は「つじつま合わせに生まれた僕等」。


この曲は圧巻でした。

また僕がamazarashiというバンドを知ったキッカケの曲ということもあり、生で聴けて感激でありとても光栄でした。





6曲目は「ラブソング」。


イントロの冒頭で、本来CDにはない箇所が、ライブアレンジとして付け加えられていました。

愛こそすべて」です。愛は地球を救います。某長時間テレビを彷彿とさせますね。





7曲目は「多数決」。


こちらも最新アルバムからのナンバー。

「賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う」

紗幕に映し出される映像も圧巻でした。





8曲目は「しらふ


こちらも最新アルバムからのナンバーで、ポエトリーリーディングソングとも言えるでしょう。

自分以外全員死ね」というフレーズが印象的でした。

もがき苦しみながらも一言一言、言葉を必死に紡いでいくような秋田さんの姿は、僕の心を鷲掴みにしていきました。

あんな風に情熱的に必死に訴えかけられると、狂気や恐怖心を越えた芸術的で退廃的でなおかつ享楽的にも感じ取れます。





9曲目は「美しき思い出


「忘れたいこと 忘れたくないこと」

このフレーズが最後には幾度となく繰り返されていました。

ちなみにこの曲はアルバム「千年幸福論」に収録されています。



10曲目のラストを飾る曲は「ライフイズビューティフル


こちらの曲も最新アルバム「世界収束二一一六」に収録されています。

秋田さんの透き通った声に乗せて「人生は美しい」というワードが会場内に響き渡ります。


日常生活を過ごしていて、色々と大変で精神的にも辛い日々が襲ってくることもあるけれど、そんな山や谷があるからこそ人生は美しいんだよ、と僕は解釈しました。


しかし後で友達に聴いてみたところ、


「ライフイズビューティフル」は、人生なんて一度きりだから、どんな道に進もうと、どんな罵詈雑言を他人から浴びさせられようと
、どれだけ精神が崩壊させられて死にたくなっても、これが人生なんだよ、だから人生は美しいんだと、無理やりにでも思っていないと、この先生きていけないよ、という風に自己欺瞞して正当化させていなければならないというのが本当に意味だそうです。

確かに、現実から目を背けることは出来ても、完全に無視することは出来ません。むしろ無視した数と比例して、現実は襲い掛かるように痛みの雨として私たちに降り注いできます。このように現実に飲み込まれると、生きる意味や存在意義を見失います。これがエスカレートすると最悪の場合、自ら命を削ったり、落としたりする人もいます。しかしこのような問題を心に闇として抱えていては、社会で生きてはいけません。なので私たちは、成す術もなく社会や現実に対して、もがきながら抗ったり、理不尽さに怒りを覚えたりしながら、それでも自分の心を偽って、「人生は楽しくて美しいんだ」と無理やり本心でもないことを、薄っぺらい言葉に乗せて叫んでいるんだと思います。というか、そうでも思ってないと、自分が自分として保てなのだと思います。



...曲の終わりには、秋田さんが「ありがとうございました!」と無邪気な少年のような、嫉妬皮肉絶望希望交じりの感情を伴った鮮明な肉声が会場内に響き渡り、ライブは幕を閉じました。


終わったと思えば、ホール内は明転することなく、とある曲が流れ始めました。


そうです「エンディングテーマ」です。



おそらくCD音源を会場で流していたのだと思いますが、当たり前ですが、いつもイヤホンやパソコンで聴いている時と、ライブ会場で聴くのとでは全く次元が違いました。歌詞の一言一言や、ギター、ベース、ドラムの、キーボードの音が鮮明にリアルに心に響いてきました。

またPVも衝撃的な内容になっているので、気になった方はぜひ聴いてみて下さい。


エンディングテーマも終わりを迎え、amazarashi×tacicaの対バン公演は幕を閉じました。

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僕としては両バンドとも割と昔から好きでよく聴いていましたが、今回のライブで更に好きになりました。またそれ以上にまだまだ深くバンドを知っていきたいという気持ちが大きくなりました。


やはりCD音源で聴くのと、ライブで生で実際に聴くのとでは、当たり前ですけど全く違いますね。


むしろ、なんで今までCD音源で満足していて、ライブに足を運ばなかったのだろうと、自分に対してやや疑問に思うくらいです。


こうやってまた新しい自分に出会えることが嬉しいです。


人生は美しい。いや本当に美しいです。by本心


皆さんもライブに行くと、CD音源では味わうことのない新たな発見や刺激を貰えると思います。


今回このようなライブを実現させてもらえた、amazarashi、tacicaの皆さん、並びに関係者の方々、本当に素晴らしいライブをありがとうございました。


この辺りで失礼します。


ではでは!