Gummy Gummy Night Festival

時空を旅する

よろしくお願いいたします。

よく分からない考え事

流しそうめんの正体を僕らは知ってる

某バンドの某曲にこんな歌詞がある。 流しそうめんの正体を僕らは知ってる 流しそうめんといえば、夏の風物詩のひとつである。竹を半分に切ったものを並べて、そこに水とそうめんを流して楽しむ夏の大々的なイベントだ。 しかし、私たちは「流しそうめん」と…

すごく奥が深い気がする飲み会というイベント

僕はたばこのにおいも好きじゃないし、お酒も全く飲めない。 飲み会というワードは聞こえはなんだかすごく楽しそうな雰囲気を醸し出しているけど、ふたを開けてみると、そこには人生のすべてが詰まっている。組織のなかの、小さくて、大きくもあるコミュニテ…

よく分からない絵を描いたら、よく分からないことになった

いろはすって何で無色透明なのに味がするんだろう、と不思議に思っていたら、いつのまにか日が暮れていた。 もも、みかん、なし、いちごミルクとか、色んな味のいろはすを飲んできたけれど、未だに透き通った透明な水になぜ味が付いているのか分からない。そ…

あたりめを食べました

「なにか硬いものが食べたい。」 そう思い立ったのは夜の23時30分。 僕は色んなお菓子が収納してある、お菓子ボックスに手をのばした。 夜の23時過ぎにお菓子ボックスをあさるその姿は、おそらく傍から見れば、なんとも滑稽な姿に見えていたことは間違いない…

「せやかて工藤!」というセリフを一度でいいから言ってみたい

突然ですが、皆さんは名探偵コナンというアニメをご存知でしょうか? というか逆に知らないという人に出会ってみたいほど、超国民的なアニメとなっている名探偵コナン。 アニメの主人公は江戸川コナン、本名は工藤新一。 映画ではいつものように、毒薬を飲ま…

太陽系探索7日目/マックノート

着火した線香花火からパチパチと火花が散るように、刹那的にすべては過ぎ去っていく。そんな一瞬の生活のなかにも一瞬はたくさんあるから、ひとつ残さず全部を丁寧に切り取ってシャッターを押したいけれど、次々とやってくる明日は待ってくれない。渦巻いた…

太陽系探索6日目/ヘールポップ

発車のベルは、伝えられなかったあの子への気持ちやモヤモヤを埋めるかのように脳内の隙間に鳴り響く。流れていく夜景を眺めながら、無意識の向こう側にまでたどり着こうとするけれど、何も知らないから言葉の概念の輪郭をなぞることしか出来なくて、未熟な…

太陽系探索5日目/ハレ―

マスタード色に塗られた記憶のなかでは、誰かを好きになることさえも、退屈になって気が緩む。与えられた場所で花を咲かせるために、あらゆる手を尽くすけれど、あんまり上手くいかなくて、“慣れ”というものに自分が染まっていく。このままでいいのかなあっ…

太陽系探索4日目/ドナテイ

読書感想文と人権作文とポスター、教科の宿題と自由研究。夏休みが始まって、どうにかして7月中にすべての宿題を片付けようと意気込むけれど、それは言葉だけで摩耗して、気付いたらお盆過ぎになっていたりして、もうすぐ夏休みが終わろうとするなか、必死で…

太陽系探索3日目/テバット

真っ白な絵の具のキャンバスに、感情という色が混ざり合って、ひとつひとつの色が結び合って虹色に輝いていた。今でもあの頃の記憶を鮮明に思い出すことができるのは、ダイヤモンドの原石のように、光沢を帯びてキラキラに煌めいていたからだろう。何事にも…

太陽系探索2日目/レクセル

薬の副作用的な速度で、夏の蒸し暑さは、好奇心旺盛な子どもの頃の身体を刺激してくる。時間とともに少しずつアップデートされてゆく探求心や知的好奇心は、夏場になると、とどまることを知らない。朝早くから捕まえにいったカブトムシと、虫よけスプレーの…

太陽系探索1日目/クリンケンベルグ

終業式がおわり、待ちに待った夏休みの開幕が告げられる。夏休みは何して過ごそうかなってぐるぐる考えていたあの時間が好きだった。ランドセルに詰め込まれた重くて大きな荷物は、楽しみに満ち溢れた夏休みを体現しているようだった。真夏の日射しとセミの…

恋と初夏の涼風

空が薄暗くなってきたころ、恋のモヤモヤに似た蒸し暑さ漂う空気を肌で感じながら、どこか知らない遠い場所で、野太く鳴り響く花火の音が、かすかに耳に飛び込んでくる。それに気を取られて、そっと窓のカーテンに手を伸ばす。僕がこの部屋にいるあいだに、…

風船

無数に立ち並ぶビルの街並みや、地下鉄の駅のホームのにおい、暑い季節が間近に迫って期待と不安に胸を躍らせる6月。儚く刹那的に、何度も“あの頃”を思い出しては、らせん階段のようにスルッと頭から抜けてゆく。悲しい思い出も、楽しい思い出もぜんぶ、年齢…

旅行

いつも見ている景色なのに、今日はどこか違って見えた。旅から帰ってきた日は、身体に絡まる隅々の細胞たちが言うことを聞いてくれなくて、摩耗し切った肉体に残るのは猛烈な疲れと眠気しかない。次々と目の前に現れる見慣れない風景に、日常では味わうこと…

喜怒哀楽÷4=?

他人の感情に惑わされたくないって嘆きながらも、自分の刹那的な感情で他人を惑わしている自分自身に嫌気がさしてしまうことがある。こんな自分が嫌だなあって思いながらも、受け止めていくしか方法はなくて、できるだけ自分の負の感情は外に出さないように…

手紙

ちゃんと元気に生きてるよって伝えるために、両親とは月1くらいで会っているんだけれど、会うたびにほんとに自分は両親に何も親孝行できていないなって思ったりする。そもそも親孝行って何だろうって考えたりするんだけれど、僕はもう生きているだけでれっき…

3月も早くも中旬になって本格的に季節が移り変わっていく。僕は“春”という曖昧な季節が大好きだ。春から連想される言葉の中でパッと出てくるのは“卒業”という2文字だ。この時期になると無意識的にYouTubeで卒業ソングを聞いている自分がいる。ダイヤモンドの…

こころのかたち

小学校の頃の思い出のかけらを摘む作業が大好きだ。夢を見ていた、見させてくれていたあの頃に思いを馳せるのは楽しい。もっと過去の自分を好きでいたい。何もかもに素直だったあの頃のまま、今に至れたらなって、時々思う。忘れてしまったこと、失ってしま…

2018年のはじまり

明けましておめでとうございます。2018年。平成30年。こうやって数字で、今生きている時代をあらわすと、近未来的な道の上を歩いているような、そんな感覚を覚える。当たり前が当たり前じゃないような、時間が過去のどこかで止まっているような、そんな感覚…

忘れないように

僕は夜中という時間帯が大好きだ。沈黙で埋め尽くされる空と、パソコンのファンの音だけが狭い部屋中を駆け巡る。社会の歯車が悠々としたスピードで動いているから、夜行性の僕にとっては快適で最高すぎる環境なのだ。夜中だけは、自分の感情に素直に正面か…

好きな人には好きって言えるように

今すれ違った人は、どんなことを思っていて、どんな毎日を生きているのだろう。電車の中で隣に座っている人、目の前に座っている人は、どんなことを感じていいて、どんな人生を生きているのだろう。こんな、考えていてもどうしようもないことをよく考えてし…

過去に戻るという感覚

夢を見ていたあの頃に比べたら、叶えるための努力や行動なんて何も残っていなかった。すべて消え失せてしまった。瞬く間に消えゆく流れ星のように、それは一瞬で僕の心から、生きる術さえも奪っていった。僕には何ができるんだろう。何が残されているんだろ…

性欲と愛情について

人の、欲望のストッパーが外れた話を聞いていると、どこまでも疚しくて滑稽で自然体で、それでいてちょっと面白い。人には誰しも"欲"があって、その欲を満たすために、色んな行動をしたりする。そして、その欲を満たそうと行動している一瞬一瞬が、生きてい…

言葉と感情とインターネットと純粋な心

何気ない日常が、無数の言葉で埋め尽くされて、感情が燻られる。頭の中は、毎日たくさんの単語たちで埋め尽くされて、そこから適切なものを自分で選んで、私たちは人とコミュニケーションを行う。言葉は相手を喜ばせたり、時によっては傷つけたりする。自分…

自分+α薬

「もし、ご通院されている病院がありましたら、こちらにご記入下さい。」「今、心療内科にご通院されているんですよね...?」「脈が早いので、心臓のお薬出しておきますね」 ...全部嘘だ。嘘だ、って叫びたい。でもほっぺをつねっても痛いからこれは紛れもな…

うつ病と薬と価値観と

寝静まった病棟に、かたいノックの音と共に医師の先生が入室してきて、被害妄想が頭の中を巡ったまま横たわる僕に向かって、突然、“余命宣告”を受けたら、その瞬間何を思って、この先の人生どうやって生きていこうって思うんだろう。 たぶん、死を待つその瞬…

最後のアルバイトが終わった

昨日で塾のアルバイトを終えた。初めてから約1年半と短い期間ではあったものの、僕にとってはとても濃い時間だった。塾講師のアルバイトを始めたのは2015年の10月くらいで、始めようと思ったキッカケは単純に"子どもと関わるアルバイトがしたかった"からとい…

受け取った色、選んだ色。

―——これは生まれる前の出来事——― 胎盤にて。 僕は死んだ。何回目かの輪廻転生。前世の記憶はもうないけど、ここにいることが初めてじゃないことはなんとなく分かる。死んだときに記憶が完全に抹消されなかったみたいだ。たまに外の世界から、何か言葉が聞こ…

「音楽を楽しむ」って何だろう?

「”音楽”は日常生活において、生きていく上での必需品として、優先順位は決して高くないけど、あって困るものでもない、また無いと困るものでもある。」 BIGMAMAの金井さんが、ライブのMCで言っていた言葉です。うろ覚えで申し訳ありませんが、趣旨は合って…